
料理が上達してくると誰かに作ってあげたくなるものですよね。
パートナーのいる方、雰囲気の良いレストランでのディナーもいいですが、ちょっとした記念日には自宅でのおもてなしも良いものです。
また普段あまり見せることのない部分を知ってもらう良い機会にもなります。二人の関係をより良いものにしてくれるでしょう。
また私は料理は真心だと真剣に思っています。相手に喜んでもらいたいと思って作る料理はとてもおいしく仕上がります。
本文ではお家ディナーのメイン料理に使えるおすすめの肉料理を3つご紹介します。
手の込んだレシピではありますが、記念日のお祝いに作ってみてはいかがでしょうか。
目次
【豚ヒレ肉のフォワイヨ】しっとりヒレ肉にコクを与えた一品!
フォワイヨとはフレンチで使われる料理の名前です。タンパクな味わいのお肉にコクを与える為にお肉に添えます。
しっとり柔らかく焼き上げた豚ヒレ肉にこのフォワイヨが絶妙にマッチし、とても味わい深い仕上がりです。
とっておきの一品としていかがでしょうか。
材料
・豚ヒレブロック 200g
・バルサミコ酢 30ml
【フォワイヨ】
・グリエールチーズ 20g
・生パン粉 20g
・バター 20g
作り方
1.バターは室温に戻しておく
2.フードプロセッサーにグリエールチーズと生パン粉を入れ混ぜ合わせる
3.フードプロセッサーにバターを少量ずつ入れていき、全体を良く混ぜる
4.よく混ざったらラップに取り出して直径3㎝ほどの筒状にし冷蔵庫で冷やし固める
5.お肉は厚さ2㎝に切り、上から見て丸くなるように形を整えアルミホイルを外側に巻いて円形が崩れない様にする
6.フライパンにオリーブオイル(分量外)を入れて熱してお肉を入れ、中火で両面に軽く焼き色をつける
7.フォワイヨが固まったら厚さ1㎝に切る
8.魚焼きグリルにアルミホイルを敷き焼いたお肉を、その上に切ったフォワイヨを1つずつ乗せ8分間焼く
9.焼いている間に小鍋にバルサミコ酢を入れ、半分の量になるまで煮詰める
10.フォワイヨにこんがり焼き色が付いたら取り出しお皿に盛り付け、ソースを掛けたら完成
ポイント
・フォワイヨはしっかり冷やし固めないときれいに切れないので注意しましょう
・フォワイヨの直径はお肉からはみ出ない大きさにしましょう
【ポークソテー焼きリンゴのせ】リンゴの酸味が豚肉にバランス良くマッチ!
リンゴで挟んで蒸し焼きにすることでお肉を柔らかく仕上げます。
ソースに溶け出たリンゴの酸味とお皿に盛り付けたリンゴのダブルパンチで見た目の割りにはさっぱりとした味わいです。
肉汁で作るソースもまた絶品でパンにつけて残さず食べたい一品です。
材料
・豚肩ロース(厚切り) 2切れ
・リンゴ 1個
・白ワイン 40ml
・生クリーム 30ml
・デミグラスソース 40ml
・塩胡椒 少々
・チキンスープ 少々
・オリーブオイル 大さじ2
作り方
1.豚肉は筋を切って塩胡椒をする
2.リンゴの皮を剥いて厚さ1㎝の輪切りにし、芯をくり抜いておく
3.オリーブオイルをフライパンに熱し、お肉の両面がキツネ色になる様にさっと焼く
4.鍋にリンゴ半量を敷きお肉を乗せ、残り半量のリンゴをお肉の上にのせる
5.白ワインを鍋に入れて火を付け、リンゴを蒸し焼きにする
6.火が通ったらデミグラスソース・生クリーム・チキンスープ入れて蓋をし、弱火で15分ほど蒸し煮にする
7.途中下のリンゴが焦げない様に鍋をゆすって動かし、途中上下のリンゴを交換する
8.お肉に火が通ったら、お肉とリンゴを取り出しお皿に盛り付ける
9.残ったソースの味見をして塩胡椒で整える
10.お皿に盛り付けたお肉とリンゴの上からソースをたっぷりかけたら完成
ポイント
・お肉の筋を切っておくことで、加熱時にお肉が反らず見た目がきれいに仕上がります
・蒸し煮にする際にリンゴを焦がさない様、火加減が強くならない様に注意しましょう
・ソースを味見した際に濃過ぎた場合はチキンスープで伸ばしてください
【牛ヒレ肉のタリアータ】味付けはシンプルにチーズとバルサミコ酢!
タリアータはイタリア料理で、和食の「たたき」の様な料理です。良いお肉を使い味付けはシンブルにして、お肉本来の味を楽しみます。
お肉の味を引き立てるパルミジャーノ・レッジャーノの塩気とバルサミコ酢の酸味の組み合わせは味わい深いです。
シンプルな料理だけに使う材料は少しいい物を使うと味わいがダイレクトに変わります!
材料
・牛ヒレブロック(生食用) 200g
・塩 2g
・バルサミコ酢 30ml
・パルミジャーノ・レッジャーノ 30g
【マリネ液】
・ニンニク 1/2片
・イタリアンパセリ 1本
・オリーブオイル 100ml
作り方
1.ニンニクを薄切り、イタリアンパセリはみじん切りにする
2.ボウルにニンニク・イタリアンパセリ・オリーブオイルを入れて混ぜる
3.牛肉を入れて全面にマリネ液を絡ませ落としラップをして1時間ほど漬け込む
4.途中お肉をひっくり返して両面しっかり漬け込む
5.お肉に塩を振り、フライパンを少し煙が出るまで熱し、お肉を投入する
6.両面を焼き色が付く程度にさっと焼き取り出す
7.5mmほどの厚さに切りお皿に盛り付ける
8.小鍋でバルサミコ酢を半量になるまで煮詰め、パルミジャーノ・レッジャーノを薄切りにする
9.盛り付けたお肉にバルサミコ酢・オリーブオイル(分量外)をかけ、パルミジャーノ・レッジャーノを散らしたら完成
ポイント
・お肉はさっと焼くので生食可のものを使用してください
・お肉は厚切りにしてしまうと噛みづらくなるので薄切りにしましょう
・オリーブオイルにはお肉を柔らかくする効果があるのでしっかり漬け込みましょう
まとめ
普段作る料理と比べるとレシピの名前も少しオシャレですよね!
どのレシピの少々時間を要するものですので余裕がないと大変ですが、この料理をプレゼントされたパートナーは喜ぶこと間違いなしです。
普段の感謝を込めてゆっくり料理に取り組んでみてはいかがでしょうか。