
普段はなかなか厳しいですが、たまには奮発して良い食材を使って調理を行うのも楽しいものです。
私もですが、普段は安売りのお肉を狙って買っている方は結構多いんじゃないでしょうか。良いお肉を使って料理をするとテンションも上がり、ちょっといい遊びをしている気分になります。
また素材が良い分味付けはシンプルにしてもしっかりと味わいを楽しむことができます。
本文ではカルパッチョやレバーペースト等を紹介していますが、王道のローストビーフやローストチキンはこちらのページでレシピを紹介しています。
合わせて確認して、お好きなレシピを試してみて下さい!
目次
【和牛のカルパッチョ】素材を楽しむ贅沢な前菜!
お肉の生食には万が一にも危険を伴う可能性があるので、生食規格合格済みや低温殺菌済みのお肉を使います。
モモは歯応えがあり噛めば噛むほどおいしさが広がります。ヒレはあっさりし
柔らかく口当たりがなめらかです。
レモンの酸味とチーズの塩気でシンプルに頂く料理です。お好みの部位を選んで楽しみましょう!
材料(2人前)
・牛肉 100g
・塩胡椒 適量
・レモン汁 1/4個分
・マッシュルーム 2個
・ルッコラ 5枚
・パルミジャーノ・レッジャーノ 30g
・オリーブオイル 大さじ2
作り方
1.マッシュルームとパルミジャーノ・レッジャーノを薄く切る
2.ルッコラは適当な大きさに千切る
3.お肉を2~3mmの薄切りにする
4.お肉をラップに挟み、面積が1.5倍程度になる様に叩いて伸ばす
5.お肉に塩胡椒を振る
6.お皿にオリーブオイル半量を引き、まんべんなく薄く延ばす
7.お肉を広げてお皿に敷き詰め、レモン汁を回しかける
8.マッシュルームとパルミジャーノ・レッジャーノ、ルッコラをお肉の上に散らす
9.仕上げに残りのオリーブオイルを回しかけて完成
ポイント
・お肉に筋がある場合は包丁で筋切りをしておくと食べ易くなります
・肉叩きがない場合でも包丁の背で細かく叩けば問題ありません
【国産鶏の白レバーペースト】クセの少ない白レバーで誰でも食べ易い!
白レバーとはフォアグラの様な、いわゆる脂肪肝です。しかしフォアグラの様に人工的に作り出したものではありません。雌の鶏が卵を産む為に栄養を蓄えた結果自然発生的にできる物です。
レバーが嫌いな人が嫌がるあの独特の血生臭さが少ない為、クセがなくて食べやすいのか特徴です。こだわり派の焼き鳥屋さんでも見かけることがありますよね。
そんなレバーをトロッとなめらかに仕上げレバーペーストはお酒のお供にぴったりの料理です!
材料(10枚分)
・鶏レバー 250g
・玉ねぎ 1/2個
・ローリエ 1/2枚
・ブランデー 大さじ2
・生クリーム 100ml
・バター 80g
・塩 2g
・パン(一口大) 10枚
作り方
1.レバーは1口大に切る
2.よく洗って汚れや血の塊を取り除き、水分を良くふき取っておく
3.玉ねぎを薄くスライスする
4.バター30g分をフライパンで溶かし玉ねぎを炒める
5.玉ねぎがしんなりしたら、レバーとローリエを加えて炒める
6.レバーに焼き色が付いてきたら塩とブランデーを加える
7.強火にしてブランデーのアルコールを飛ばす
7.アルコールが飛んだら生クリームを加えて一煮立ちさせる
8.レバーに火が通ったら火を止めてローリエを取り出す
9.残りのバターを入れて溶かす
10.鍋の中身をミキサーにかけて撹拌する
11.容器を用意してザルで濾しながら流し入れる
12.粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成
ポイント
・滑らかに仕上げたい場合は煮込む際は火の入れ過ぎに注意する
・3~4日保存したい場合はしっかり煮込んで火入れする
【黒豚のローストポーク】肉と脂身のバランスが料理をレベルアップ!
黒豚は飼育時間と運動量が多く、他の豚肉と比べてお肉の繊維が細やかな肉質になっているのが特徴です。
繊維が細かいことで焼き上がりでのお肉が固くなり過ぎず、食べる際の口どけがなめらかになります。
厚切りでも食べやすいので豪快にローストポークに作ってお肉の味わいを楽しみましょう!
材料(3人前)
・豚ロースブロック 500g
・ハーブソルト 15g
・砂糖 5g
・ニンニク 1片
作り方
1.お肉の脂身に格子状に切り込みをいれる
2.ニンニクは薄くスライスする
3.バットを用意し塩を入れて、お肉に塩をまんべんなくすり込む
4.次に砂糖をバットに足し、またまんべんなくお肉すり込む
5.スライスしたニンニクをお肉の両面に広くくっつける
6.バットごとラップして冷蔵庫で一晩寝かせる
7.焼く30分前に冷蔵庫から出してお肉を常温に戻す
8.お肉の表面を流水で洗って水気をふき取る
9.フライパンにオリーブオイルを引き、中火でお肉を脂身から焼く
10.十分に脂が出てきたら続けて他の面も焼き、全面に焼き色を付ける
11.オーブンを160℃に予熱する
12.皿に網を置いて脂身を上にして置きオーブンに入れる
13.160℃で15分焼く取り出してアルミホイルに包んで休ませる
14.15分ほど休ませたら好みの厚さに切り分けて完成
ポイント
・多めの塩でしっかり漬け込むので、焼く前に余分な塩を洗い流します
・オーブンで低めの温度でじっくり焼くことで中がしっとりに仕上がります
まとめ
いつもと違う高級な食材を使った料理は気分も上がってとても楽しいのでおすすめです。
しかしせっかくの食材を失敗しない様に日頃かた料理の練習は欠かせません!
料理が慣れてきたという方は問題ないと思いますので、懐が温かい時にチャレンジしてみて下さい!