
男の料理の醍醐味は大きな塊肉を使ったり大鍋でたくさんの量を作ったりすることですよね!
しかしたくさん作った時はそれを無駄なく食べきることも大切で、余ったから捨てるなんて言うのはもってのほかです。
違うレシピにアレンジしたり、味変をして食べてみたりと様々な工夫は可能ですよね。
でも毎日食べるのはさすがに飽きが来るものです。
そこで冷蔵なり冷凍なりきちんと保存をして、次に食べる時に安心安全においしく食べることが大切です。
作ってから3日間程度なら冷蔵庫で問題有りませんが、それ以上時間をおくとなった場合はやはり冷凍がおすすめです。
本文では作った料理を冷凍保存する際に注意すべき点を詳しく説明していきます!
残った量が少なく保存するのが微妙な時はこちらのページに乗っているアレンジレシピを確認してみて下さい!
目次
【冷凍に不向き】根菜類や卵は冷凍すると食感や味が悪くなる!
例えばローストビーフやローストポーク等、お肉単体の塊料理は解凍後も食感に変異が少なく冷凍保存しても大きく問題はありません。
しかしジャガイモやゴボウ等の根菜類は冷凍すると食感がボソボソになり、食べるのに全くおいしくなくなってしまいます。
理由は野菜内部の水分が凍る際に野菜の細胞を破壊し、解凍後に凍った跡で野菜が穴だらけになる為です。
根菜類独特の食感が損なわれてしまうと皆さんの想像以上に食べることが残念な気持ちになります。
大根や人参は同じ根菜類でも加熱をすることで食感の維持ができます。
ですのでもしカレーや煮込み料理を冷凍保存したいと思った場合、ジャガイモは必ず取り除き、お肉と人参・玉ねぎのみで保存することをおすすめします!
また煮卵は解凍後に白身部分がゴムの様な食感に変化してしまい、とても食べられたものではありません。
こちらも冷凍はせず、取り除く様にしましょう。
【冷凍焼けで品質低下】冷凍する際は乾燥による酸化に注意!
冷凍後の乾燥
冷凍庫内で食品が凍っていても、実は水分が知らず知らずに蒸発してしまっているのです。
中学校で習う固体から気体へ変化する昇華現象です。
食品トレーに入ったままのお肉には非常に薄いラップしか巻かれていません。
ラップには目に見えない小さな穴が無数にあり、そこを空気が行き来します。
その空気の行き来によって徐々に水分が奪われていき、食品がカラカラに乾燥してしまうのです。
乾燥からの酸化
先ほどジャガイモは冷凍すると内部の水分が固まり、解凍時に中身がスカスカになることは説明しました。
これと同じ現象が冷凍中にも起こるのです。
食品内部の小さな氷の塊が食品の乾燥によって蒸発し、氷のあった所に空洞ができます。
そこの空洞は空気に触れることになります。
通常お肉の表面だけで発生する酸化現象がお肉内部でも起こる様になります。
お肉の味自体が低下し食感もボソボソ、水分と一緒に旨味も飛んで行ってしまっていますので、なかなかおいしく食べられません。
【冷凍焼けを防ぐ】ラップと保存袋を活用し空気に触れさせない!
ハウジーより引用
冷凍焼けを防ぐ最も手軽な方法はお肉の乾燥を防ぐことです。
生肉でも調理済みのお肉であっても、冷凍保存の際はラップにきつめに巻き、それをジップロックの様な冷凍保存耐性のある保存袋にしまいます。
そして保存袋にしまう際は空気を極力絞り出して口を閉じる様にしましょう。
保存袋の口をギリギリまで閉じ、ストローで空気を吸いだしながら最後に口を閉じる方法は原始的ですが有効です。
砂糖水につけてお肉の表面をコーティングする方法もありますが、長くても1か月位しか持ちません。
ですので期間は2週間程度で二重ラッピングが手軽でおすすめです!
ちなみに解凍する際は前日に冷蔵庫へ移動させ、低温でゆっくり解凍する様にすると食感が損なわれにくいですよ!
まとめ
せっかく作った料理や用意した食材は絶対に無駄にしたくありませんよね!
長期間の保存には冷凍が断然おすすめですが、やり方を間違ってしまうと結果が同じになってしまいますので注意しましょう。
保存方法が分かれば料理や材料をたくさん用意するときも安心できます。
しっかり覚えて男の料理ライフを楽しんで下さいね!